面接の最後で必ず聞かれる文言『何か質問はありませんか?』
『別に聞きたいことなんてありません!!』と思っていても、そんな事を言ってしまった日には、積極性がない・就職する意欲が低いとネガティブな印象を持たれてしまいます。
企業側は応募者を見定める反面、応募者側としては『本当にこの会社に入社しても大丈夫かな?』と企業を選ぶという情報収集の場でもあります。
そのチャンスをフル活用するべく不明な点や気がかりな点については積極的に質問していきましょう。
『あんまり質問しすぎると印象が悪くなるんじゃ??』という不安があるかもしれませんが、聞き方次第で『積極性があって仕事に対して意欲のある人材だ』と好印象を与えることができます。
そこで、必ず好印象を与えるであろう逆質問の例題を厳選して30個挙げます。この逆質問であなたの印象は良くなるでしょう!
この記事の目次
- 絶対にダメな逆質問の例
- 好印象を持たれる質問の例
- 1.『私は前職で◯◯と◯◯のスキルを積んできましたが、御社で働くにあたって足りないものがあれば教えて頂けますか?』
- 2.『◯◯部(志望部署、配属先)の業務内容について、詳しく教えて頂けますか?』
- 3.『御社の○○という商品・サービスに興味があるですが、その商品・サービスに携わることは出来ますか?』
- 4.『配属が決まった場合、配属先社員の一日の行動スケジュールを教えて頂けますか?』
- 5.『私は御社について○○と言ったイメージを持っているのですが、実際はどうでしょうか?』
- 6.『配属部門で不足していると思われることや改善点があれば教えて頂けますか?』
- 7.『中途入社での活躍されている事例を教えて頂けますか?』
- 8.『中途入社での活躍されている事例を教えて頂けますか?』
- 9.『御社に対して、社員の方々はどういった点が魅力だと感じていると思われますでしょうか?』
- 10.『前職ではチーム一丸となって仕事をすることに、大変やりがいを感じました。配属先で求められる役割は何でしょうか?』
- 逆質問することのメリット
- さいごに
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絶対にダメな逆質問の例
面接の最終局面、最後の締めくくりである逆質問のときに絶対にしてはいけないダメな例があります。
この質問をした場合、面接官の印象がガタ落ちすること間違いなし!
『積極性が無い奴だ』と思われる質問
『入社したい』そんな意気込みを持って面接に来ているはずなのに、何にも質問(聞きたいこと)が無いなんて、積極性ゼロだと思われても仕方がありません。
会社にとって業務負荷の波はあります。そのバランスを残業によって補っています。
それを頭ごなしに『残業はなるべくしたく無い!』という気持ちを持ってこんな質問をすれば、入社前から『ヤル気が無い奴だ』という印象を持たれてしまいます。
『権利ばかりを主張する奴だ』と思われる質問
就職・転職で一番気になるのは『給料の額』でしょう。
しかし、企業としては、『給料の額』によってコロコロと職を変えてしまうような人材は欲しくはありません。しっかりと責任を持って職を全うするぐらいの意気込みを示せるように、面接時には『給与面の条件』を深掘りしない方が懸命です。
これも印象が良くない質問です。会社の繁忙期には休日出勤してでも納期を守らなくてはいけない仕事があります。
『(自分は休日出勤したくないから)休日出勤はありますか?』と聞いてしまうと、休日出勤をお願いする立場(会社側)の人間にしてみれば悪い印象しか持ちませんよね?
労働条件や待遇を聞き出すテクニック
『こいつは何にも調べてこないのか?』と思わせる質問
『あなたは、何にも調べてこないんですか???』と怒られてしまう恐れもあります。
普通は、自分が入社したいと思う企業のホームページを確認して『どういった企業理念を持った会社なのか?』とか『どのぐらいの規模の会社なのか?』とか調べるはずです。
それを一切しないで、面接時に質問するような行為は愚行と言っても過言ではないでしょう。
会社に対しての強みを質問する前に、『自分自身の強みは何か?』『自分自身を売り込んでいくポイントは何か?』を明確にしなさい!とお叱りを受けます。
こういった会社の経営方針や経営状態など、事前に調べておくべき事なので『私は何も調べずに面接にきましたよ!!』とアピールしているのと同じです。絶対に避けるべき質問ですね
『質問意図が不明すぎる』質問
『はいっ???』何を意図してこんな質問するんですか?わざわざ面接の場でしなくても良い質問はしないのが鉄則。どうしても気になることがあって、聞きたい場合は入社後に聞いて下さい。
好印象を持たれる質問の例
1.『私は前職で◯◯と◯◯のスキルを積んできましたが、御社で働くにあたって足りないものがあれば教えて頂けますか?』
2.『◯◯部(志望部署、配属先)の業務内容について、詳しく教えて頂けますか?』
3.『御社の○○という商品・サービスに興味があるですが、その商品・サービスに携わることは出来ますか?』
4.『配属が決まった場合、配属先社員の一日の行動スケジュールを教えて頂けますか?』
5.『私は御社について○○と言ったイメージを持っているのですが、実際はどうでしょうか?』
6.『配属部門で不足していると思われることや改善点があれば教えて頂けますか?』
7.『中途入社での活躍されている事例を教えて頂けますか?』
8.『中途入社での活躍されている事例を教えて頂けますか?』
9.『御社に対して、社員の方々はどういった点が魅力だと感じていると思われますでしょうか?』
10.『前職ではチーム一丸となって仕事をすることに、大変やりがいを感じました。配属先で求められる役割は何でしょうか?』
逆質問することのメリット
ミスマッチを防ぐことが出来る
もし面接に合格し、無事に入社が出来たとしてもそこで終わりではありません。そのあと何十年と働いていかなければいけません。
その時に『あぁ〜、こんなはずじゃなかったのに…』と後悔しないように出来る限り必要と思える情報は自分の為にも質問した方が良いです。
企業風土や社風の実態を確認出来る
本来、企業風土や社風は変わらない普遍的なものです。
事前に確認しておけば、入社してからのミスマッチ防止に役立ちます。ミスマッチによる退職は将来的に自分へ不利に働きます。短期間に転職を繰り返すと、職務経歴上の転職回数は増えるし、コロコロ転職する人なんだな!と印象もよくありません。自分自身が納得出来るような転職にするためにも、逆質問で不明点は聞いておきましょう。
労働環境や待遇を知ることが出来る
『残業はあるんですか?』とか『有給は取れますか?』など、直接的に労働条件や待遇を聞くことは悪影響であり、タブーなんです。
しかし、上述しているような上手な質問の仕方によって労働条件や待遇を聞くことが出来れば必ずあなたの利益になるでしょう。
自己PRになる
面接の最後に聞かれる逆質問。この質問に自分自身のPRしたいことを絡めて面接官に伝えることで、好印象を与えることが出来ます。たとえ、少しくらいの劣勢であった面接も最後の好印象でひっくり返ることもあります。
自分を売り込んで、いかに入社に対して『情熱を持っているか・熱意があるのか』を伝える。そして、入社してからも積極的に自ら進んで学ぶ姿勢があるんだと、印象付ることが出来るでしょう。
さいごに
逆質問は面接の際に、必ず質問されることです。
しかし、みんな意外と『ノーマーク』で対策していない人さえいます。面接時に『なにか質問ありますか?』と聞かれた時にアタフタと慌てないためにも事前の面接対策を行うべきです!
以上。