働いていなかった期間は職歴上、空白期間=無職期間とみられます。
「病気や自分探し、働くことに疲れた、なかなか就職先が見つからなかった・・」
理由は人それぞれありますよね。しかし、面接官は職務経歴書でしかあなたのことを知ることができません。
職務経歴書を書くときに、無職期間のことをどうやって書くか?悩んでいるあなたに適切な書き方を紹介します。
- 無職期間って面接官の印象が悪くなる?
- 無職期間が長いと就労意欲がないって思われる?
- 無職期間はあるけど嘘はつきたくない
この記事が、あなたの職務経歴書を作成する手助けになれば幸いです。
この記事の目次
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嘘はバレるし、面接でボロがでるので絶対に書かない
まず大前提として、「絶対に嘘は書かない」ことです。
『空白期間が長いと、就労意欲がなくてずっと無職してたのかよ?』なんて思われるかもしれないって心配になり、「前職で働いていた期間を延ばしてごまかしちゃえ」とか「有る事無い事、都合よく書いちゃえ」って気持ちになるのも分かります。
しかし、社会保険や雇用保険の加入履歴を調べれば一発で分かっちゃうんです。
そして、面接で突っ込まれた質問をされたらシドロモドロになり印象は最悪。
運良く入社できても、経歴詐称なので「いつかバレるんじゃないか」ってビクビクしながら働くことになります。
だから、嘘は書かずに誠実に自分の職務経歴書と向き合いましょう。
1年以上の無職期間がある場合は理由を明確に書く
1、2ヶ月の無職期間であれば、特に気にする必要はありません。面接で突っ込まれることもないので、職務経歴書に無職期間の理由を書かなくても大丈夫です。
しかし、職務経歴書上の空白期間が長くなれば、面接官としても
「長い間、働いてないけど何をしていたのかな?」
と、気になりますし面接で必ず聞かれます。
明らかに「退職後の手続きや転職活動の準備など新たな環境へ進むための準備期間」で通用しなくなる5、6ヶ月目からは必ず理由を伝えましょう。
無職(空白)期間 | 理由の記載有無 |
---|---|
1〜2ヶ月 | 必要なし |
3〜4ヶ月 | 必要なし |
5〜6ヶ月 | 必要あり |
1年以上 | かならず必要 |
無職期間がある場合の職務経歴書の書き方
まず焦らずに自分に自信をもってください
無職期間が長くなると不安になりますよね?
「転職がなかなか上手くいかない」
「この先、無事に就職できるんだろうか?」
そんなネガティブな精神状態で面接に望んでも、面接官に与える印象はよくありません。
自分に自信をもって「前向きに取り組むぞ」と強い意思をもつことがスタート地点になります。
無職期間に何をしていたのか?をポジティブに伝える
無職期間が数ヶ月になれば何かしらしていましたよね?
無職期間=空白期間に、「ただ漠然と過ごしていない」ことを伝えればいいんです。
- 病気の療養をしていた
- 仕事に疲れて毎日遊んで過ごしていた
- 気分転換に海外旅行をしていた
- 家族の介護をしていた
長期間に渡って仕事をしていないあいだに、何をしていたっていいんです。だって、それは過去のことなんですから。
その無職期間中に得たこと(「知識」や「スキル」、「考え方」など)を前向きに伝えて、面接官に「入社後は、しっかり働いてくれそうだな」と思わせることが大切です。
ただ遊んで過ごしていたとしても、「これからは気持ちをリセットして仕事に向かいます」という姿勢を熱意溢れる気持ちで伝えてください。
書き方に迷った場合はプロへ任せるのもひとつの方法
「どうやって書けばいいんだ」
「一人で考えていてもサッパリ進まない」
そんな風に考えている方は、一度プロへ任せてみてはいかがでしょうか?
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- 転職エージェントと個別に面談ができる。
- 求人情報の詳しい説明をしてもらえる
- 選考の際に有効なアドバイスが受けられる
まとめ
- 嘘はつかずに、あなたのことを「誠実」に面接官に伝えましょう
- 過去を振り返らず、未来を向いて「自分はなぜその会社で働きたいのか?」を熱意を持って伝える
- 「自分のできること」そして、「入社後、その会社にどれだけ貢献できる人材なのか?」をしっかりと伝える!